老人性白内障とは

眼を長く使用している人に多い病気で、誰でも年を重ねると眼の水晶体が濁ってきます。すると光が網膜に入る前に弱くなり、物が見えにくくなります。年令と共に水晶体は黄色を帯びてさらに混濁した状態を白内障といいます。

「日帰り白内障手術」は、すでに海外では主流となっている医療技術です。
日本でも平成4年に眼内レンズ手術が健康保険の対象に認定され、これまでに多くの白内障患者さんが、わずか5分の手術で快適な視力を取りもどされました。
当院にも各地から患者さんが訪れ、日帰り白内障手術を受けられる方は年間約700件を数えます。

白内障手術とは

●水晶体の濁りを抜き取り新しいシリコン眼内レンズを挿入する手術です。

●眼球の中にあってレンズの働きをする水晶体。直径9ミリ、 厚さ3ミリの凸レンズ状で光を集める働きとピント合わせの機能があります。(下図)しかし長く使用してくると透明な水晶体が濁って光が網膜に入る前に弱くなり、物 が見えにくくなる。年齢とともに水晶体は黄色みを帯びてくるが、さらに病的に混濁したものを白内障と呼びます。

目

●原因のほとんどを占める老人性白内障の発生率は50歳代で65%、70代で80%以上、80代ではほぼ100%と言われています。

白内障の手術

当院ではアルコンのインフィニティという機械を使うことによって傷口が2.2mmの極小切開で手術をおこなっています。
傷口を最小1.4mmまで小さくすることも可能です。
また、術後のドライアイや感染症をおこしにくくする為に上方の角膜切開で行っています。

【極小切開とは】
傷口をより小さくしたほうが手術による乱視がでにくく、感染症も少なく手術をより安全に行うことができます。

  点眼にて麻酔し、眼球を切開して、水晶体の前嚢を切り取る。
   
  水晶体の核と皮質を超音波で砕き、吸引して取り出す。後嚢とチン小帯は残す。
   
  残した後嚢の中に、眼内レンズを挿入する。
※参天製薬株式会社 白内障の症状と治療より


当院で使用している眼内レンズ

アクリル製の折りたたみ眼内レンズを使用しています。

(1)アクリル製のレンズを使用することにより、術後の後発白内障(レンズをつつんでいる膜が濁る現象)をおこしにくくするという利点があります。

(2)紫外線をカットすると共にレンズの部分の色が実際の水晶体により近いイエロータイプの眼内レンズを使用することにより、まぶしさを軽減するという利点もあります。

(3)このレンズはほかのレンズに比べて安定性がよく、レンズのずれが一番少ないレンズです。

(4)光学系は6mmですが、レンズを折りたたんで2.4mmで挿入しています。

※HOYA株式会社より






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